クジラは、今でこそ希少価値ですが、以前は給食にもよく出ていたくらいメジャーな食べ物でした。
クジラはどうやって食べるのか、またその味はどんなものなのか、ご紹介していきましょう。
クジラは生臭い?硬い?
クジラは、加工をしなければ決して食べられるような食材ではありません。
というのも、生臭さがでてしまうのと、肉自体がとても硬いため、火を通さないと食べることが困難になってしまいます。
では、クジラの調理方法について以下記載します。
もし、偶然にもお近くの魚屋さんでクジラの肉が手に入ったら試してみてください。
とても簡単ですよ。
クジラを使ったレシピ
クジラの生姜焼き
材料(一人分)
クジラの肉 50グラム
おろししょうが 小さじ1
醤油 小さじ1
みりん 小さじ1/2
酒 大さじ1
ごま油 小さじ1/2
調理方法
クジラの肉を一口大に切って、ごま油以外のものに漬けおきします。
この時、長く漬けておけば、味がしみ込むのと、しょうがの効果によってクジラの肉の臭みが消えます。
ごま油をフライパンで熱した後、上記に書いた材料をすべて入れ、炒めます。
たったのこれだけで、美味しいクジラの料理の完成です。
これを応用して、クジラの竜田揚げを作ることも出来ます。
ごま油以外の材料を、片栗粉や米粉を付けて、中温でじっくりと、からっと揚げてください。
どちらもポイントは、しょうがをふんだんに使い、肉の臭みを完全に取ることです。
また、漬けおきをすることで、肉自体が柔らかくなる効果もあります。
それでも、硬いお肉は好きではないという方は、あらかじめクジラの肉にフォークや串で何か所も穴を開けておくと良いでしょう。
まとめ
なかなか食べる機会がないクジラですが、もし機会があれば試してみてはいかがでしょうか。
捕鯨は禁止されているので、実際には沖上げされたクジラや網に引っかかってしまったクジラなどが市場に回ってくるのを待つしかありませんが、クジラのようにのんびり気長に待ってみてください。