地球上の動物で一番大きいと言われているクジラですが、餌は何を食べるのでしょうか?
あれだけ大きいのですから、大きいものか、小さいものならすごい数を食べないといけないでしょうね。
どんなものを食べるのか、調べてみました!
クジラってどんな生き物?
地球上最大の動物で、人間と同じ哺乳類です。
水中の中で生活していて、肺呼吸しています。
寿命は、クジラの種類によって変わります。
ザトウクジラが45~50年、セミクジラが70年、シロナガスクジラが80~110年、マッコウクジラが70年です。
ほとんど人間のように長生きですね。
北極海のあたりで暮らしているホッキョククジラは150~200年位生きるそうです。
体の大きいクジラほど長生きするとも言われています。
クジラの餌って?
クジラの種類によって餌が違います。
ハクジラの場合は、大小様々な魚類やイカが主な食事です。
マッコウクジラやトックリクジラは、イカが主食です。
ヒゲクジラには強靭な歯がないため、小魚やプランクトン、オキアミなどの小さな生き物をこして食べているそうです。
こして食べることを濾過摂食といいます。
触手や鰓などを用いて、濾過するように餌をとるやり方です。
ザルの様に用いて、そこに引っかかってきた餌を食べます。
世界中のクジラが食べる餌の消費量は、魚、イカ、オキアミなど合わせると2.8~5億トンとされています。
世界中の人間が食べる魚の量のおよそ3~6倍と言われています。
体の大きさの分たくさん食べるように思われますが、シロナガスクジラは年間に自分の体重の4倍程度しか食事をしないそうです。
人間で考えるとかなり少ないです。
イカが主食のクジラ、ダイオウイカも食べる?
ダイオウイカとなると、体が10メートル以上にもなります。
体の大きいマッコウクジラは、そんなダイオウイカを食べるそうです。
マッコウクジラはオスで16~18メートル、メスで12~14メートルです。
そんなに体の大きさは変わらないように思えます。
マッコウクジラの顔の周りや体にダイオウイカのものであろう、吸盤状の傷跡があったりするそうです。
命がけですね。
マッコウクジラの胃の中からダイオウイカが見つかったりしているようですので、食べる事には成功しているようです。
一番体の大きなシロナガスクジラは、そんなダイオウイカを食べることはなく、プランクトンを食べます。
まとめ
マッコウクジラがダイオウイカを食べている姿は迫力がありそうですね。
クジラは穏やかなイメージでしたが、捕食となると、力を発揮するんですね。
一番大きいのにプランクトンを食べているというシロナガスクジラはかわいいなって思います。