クジラとイルカとシャチ、どれも似ていますよね。
鼻先が細くなっているのがイルカ?白黒なのがシャチ?分け方はあるのでしょうか?
ここでは、クジラとイルカとシャチの違いについてご紹介します。
おはようございます
親子でメインステージにランディング
ステラとリンちゃん
ランディングして遊んでいます#シャチ#名古屋港水族館 #写真好きな人と繋がりたい #ファインダー越しの私の世界 pic.twitter.com/AAjKUIrgpN— 葉月はづき(penpenloveres) (@hazukikameraman) 2017年12月11日
クジラとイルカの違いは?
クジラとイルカは実は同じ仲間です。
クジラの仲間は、すべてクジラ目の哺乳類になります。
では、どのようにクジラとイルカを分けているのでしょうか?
クジラ目は、さらにヒゲクジラ亜目とハクジラ亜目に分けられます。
イルカと呼ばれているものはすべて、このハクジラ亜目に分類されているのです。
ハクジラ亜目に分類されているクジラのうち、体長が4m以上のものをくじら、4m以下のものをイルカ、と呼んでいるようです。
ですがこの大きさの区別は、本や人によっては3m以上だったり、3.5m以上だったりするようで、かなりあいまいな分け方のようですね。
ヒゲクジラ亜目とハクジラ亜目
クジラ目はさらにヒゲクジラ亜目とハクジラ亜目に分かれます。
ヒゲクジラ亜目は口の中にヒゲ板と呼ばれる薄くて硬く、先端が毛のようになっているものを何百枚と持っています。
ヒゲクジラ亜目のクジラは最低でも5mはあり、最大のクジラ、シロナガスクジラもこのヒゲクジラ亜目に含まれています。
一方、ハクジラ亜目は、口の中に歯が生えているのが特徴です。
ハクジラ類の歯は、みな同じ形をしていて、生え変わることもないそうです。
クジラとシャチの違いは?
シャチもクジラ目の動物で、ハクジラ亜目に分類されています。
さらにマイルカ科のシャチ亜科に分類されており、イルカの中で最大の動物になるようです。
クジラとの大きな違いは餌なのではないでしょうか?
ヒゲクジラ類はプランクトン類を主食にしており、ハクジラ類はイカや魚を主食としているものが多いのですが、シャチだけは魚だけでなくクジラやアザラシ、ペンギンなども食べてしまいます。
さすがは「キラー・ホエール」ですね。
イルカとクジラとシャチは、群れの個体数にも違いが
イルカと小型のクジラは大きな群れを作って行動することが多いようで、群れによっては数百頭の大きな群れを作ることもあるようです。
大型のクジラになると1頭で行動をしていることが多いようですね。
群れないのですね。
さらにシャチは20~50頭ほどの群れで行動するそうです。
チームプレーで大きな餌を狙うためでしょうか。
ちょっと怖いですよね。
まとめ
クジラもイルカもシャチも同じクジラ目の哺乳類です。
ハクジラ類の中で小型のものをイルカと区別しているようですが、わりと適当に区別している感じがありますので、あまり気にしない方がいいかもしれませんね。
みんな同じクジラ目です。