皆さんはイッカクという生き物をご存じですか?
イッカクはクジラの仲間ですが、一本の長い角を持っているのが特徴的な生き物です。
イッカクの角の長さはどれくらいなのでしょうか?
また、角の値段はいくらくらいなのでしょうか?
ここではイッカクの角についてご紹介します。
イッカクの角の長さは?
イッカクの角の長さは、長いものだと3mを超えるものもあるようです。
イッカクの体長は、最大で4.7m程になり、角は3mを超えることもあるので、体に対してかなり長い角を持っていることが分かりますね。
この角の重さは最大で10kgに達することもあるようです。
基本的に角を持っているのはオスだけなのですが、まれにメスでも1.2m程の華奢な角が生えることがあるようです。
イッカクの角は生きている間伸び続けると言われているようですが、一度折れてしまうと新しいものが生えてくることはないそうです。
イッカクの角の値段は?
イッカクの角は昔、ヨーロッパなどで解毒薬として高値で取引されていたようです。
日本でも江戸時代に解熱や鎮痛効果があるとされ、金と同じような値段で取引されていたそうです。
現在でも装飾品やハンコの材料、漢方薬などとしての需要があるようで、高値で取引されているようです。
丸々一本のイッカクの角の値段は120万円もの値段が付き、高いものでは350万円もの値段が付くようです。
カットされたものもオークションサイトなどで取引されており、100gほどのもので2万円前後、500gを超えるもので6万円程の値段で取引されているようです。
ただ、現在イッカクはワシントン条約で保護されているので、今出回っているイッカクの角は、保護される前のものということになります。
いずれ出回らなくなってしまうと思うと、かなり貴重な角ということになりますね。
まとめ
いかがでしたか?
ここでは、イッカクの角の長さや値段についてご紹介しました。
イッカクの角は最大で3mにもなるとても長い角です。
ぜひ一度、生きているイッカクを見てみたいものですね。
現在水族館などでイッカクを飼育しているところはないそうですよ。