クジラの生活スタイルを知ってクジラと友達になろう!
クジラはさかなじゃない
クジラは自由に水の中を泳いでいますが、私たちと同じ哺乳類ですから呼吸はもちろん肺で呼吸します。
海で生活をしていますが、魚のようにエラで呼吸しているわけではないのです。
種類によっては1時間以上潜っていられる仲間もいるようです。
からだの大きなクジラですから、当然呼吸をして空気をためる肺も大きく、人間の大きさの1.5倍以上の大きさを待っているそうです。
だから、吸い込む空気の量も大量です。
大きなからだ、大きな口で大量の空気を吸い込んでいるのでしょうね。
クジラの呼吸
クジラのからだの中にも大きなからだを水中の中で動かす仕組みがあるようです。
ひとつは、「ガス交換の効率」が優れている。
呼吸の時に吸い込むとき酸素の量がものすごく多いのと、吐き出すとき二酸化炭素一気に素早く吐き出す。
もうひとつは、酸素をからだ中に運ぶ「ヘモグロビンが大きい」
地球最大のヘモグロビンで酸素を大きなからだ中に運んでいるようです。
これでからだの中の二酸化炭素を外に出して、新しい酸素をからだいっぱいにして、水の中を楽しんでいるようです。
クジラのあそび
水面に出てきていろんな姿を見せてくれます。
ブロー・・・あたまの上から潮を吹いて、息継ぎ(呼吸)をしているすがた
ブリーチング・・・敵への威嚇だったり、気になる子へのアプローチだったり、寄生虫をとるためだったり、ジャンプして海面から飛び出すすがた。
ペダンクルアーチ・フルークアップダイブ・フルークダウンダイブ・・・潜水を始める瞬間のしぐさ。背中を丸めてからだをアーチ状にするすがた。
テールスラップ・・・尾びれをたたきつけて自分の位置を仲間に知らせたり、敵を威嚇したりするすがた。
スパイホッピング・・・からだを垂直に立てて周りを観察するようなしぐさ
チャンスがあれば、クジラをゆっくり観察したいですね。
まとめ
ふだんは陸に生活するわたしたちと海で生活するクジラとでは接点はないのですが、同じ哺乳類です。
あまりに大きすぎて同じ生き物のようには感じないのですが、肺で呼吸をして血液の中のヘモグロビンが酸素をからだの隅々まで運んでくれてからだを動かします。
海面でしか見ることができないけど、大きすぎてなかなか読み取ることはできないけどクジラも私たちのようにいろんな表情があるのでしょう。
クジラを見る機会があったら時間を忘れて眺めて交流を深めたいものです。