イルカのショーやシャチのショーを見ることができる水族館は結構あるように思いますが、クジラとなると聞いたことがありません。
クジラのいる水族館ってあるのでしょうか?
調べてみたのでご紹介します。
目次
クジラは水族館にいるの?
そもそもクジラは水族館で飼えるのでしょうか?
マッコウクジラやセミクジラなどの大型のものは、やはり設備的に無理があるようです。
大きいと騒がれている美ら海水族館などのジンベイザメですら8mほどですが、マッコウクジラなどは20メートル近くあります。
どう考えても無理そうです。
では小さいサイズのクジラはどうなのでしょうか?
小さいサイズのクジラならば飼育している水族館もあるようです。
小さいクジラというと、だいたいがゴンドウと呼ばれる種類になるそうです。
ゴンドウを飼育している水族館をいくつかご紹介します。
コビレゴンドウ
日本で捕鯨の対象となっている種類だそうです。八景島シーパラダイス、太地町クジラの博物館、マリンワールド海の中道などで見ることができるようです。
オキゴンドウ
シャチモドキという別名があり、野生では集団で自分よりも大きいクジラを襲うこともあるそうです。アクアパーク品川、新江ノ島水族館、太地町くじらの博物館、大洗水族館、アドベンチャーワールド、沖縄美ら海水族館、八景島シーパラダイスなどで見ることができるようです。
ハナゴンドウ
体に傷が付くとその部分が白くなり、一生残ってしまうそうです。新江ノ島水族館、太地町くじらの博物館、南知多ビーチランド、アドベンチャーワールド、うみたまごなどで見ることができるようです。
日本はイルカ、クジラの展示が多い?
最近ではイルカやクジラの展示に対して世間の風当たりが強くなっている感じがします。
日本にはイルカやクジラが展示してある水族館は結構多いですよね。
ですが、世界には水族館にイルカやクジラを一切展示していない国もあるそうです。
チリやインド、オーストラリア、ブラジル、イギリス、トルコなどではイルカやクジラの水族館での展示を禁止しているそうです。
世界的にはイルカやクジラを保護している
国際連合は、2007年及び2008年を「国際イルカ年」と宣言し、地球規模でイルカを保護するために活動を始めたそうです。
日本ではニュースになっていたという記憶が私にはありません。
それほど世界と日本のイルカやクジラに対する考え方が違うのでしょうね。
捕鯨などに対する風当たりが強いのも納得できますね。
まとめ
小さなクジラのいる水族館は日本にもいくつかありますが、皆さんが一般的にクジラと認識しているような大きなクジラを飼育している水族館は、世界中どこを探してもないようです。
水族館ではイルカや小さいクジラなどしか飼育できないようですね。
ですが、もしかしたらイルカ保護の関係で、日本でもイルカやクジラの展示が禁止されてしまうことがあるかもしれません。
イルカのショーなどは可愛くてとても好きだったのですが、見れなくなってしまう可能性もあるのかと思うと寂しい気持ちになってしまいますね。