「鯨」と聞くと、学校の授業で「最も大きい哺乳類」と習ったことがあるのではないでしょうか。
私たち人間も哺乳類に該当しますが、泳ぐことはできません。(泳げますが、海の中でずっと生活することはできませんよね。)
また、他の哺乳類に関しても陸上生活をしているものが多く、鯨は魚類なのでは?と疑問に思ったことはあるのではないでしょうか。
そんな鯨の生態系について、以下にて説明していきましょう。
鯨は哺乳類
上記でも書きましたが、鯨は哺乳類に該当します。
実は、哺乳類の中でも以下の動物が水面下で生活しています。
- イルカ
- シャチ
- アシカ
- オットセイ
- アザラシ
- セイウチ
- トド
- ジュゴン
- マナティ
上記は、海で生活する哺乳類ですが、この他にも川で生活する哺乳類もいます。
- カモノハシ
- カピバラ
- ビーバー
- カワウソ
- ラッコ
なぜ鯨は陸にいないのか?
なぜ鯨は私たちのように陸で生活していないのでしょうか。
元々、人間も祖先を見ると陸ではなく、海で生活する生物でした。
しかし、環境の変化によって陸に上がってくるものも増えました。(食料の問題等)
それが、また自然環境の変化により、海へ戻っていったというのが鯨やその他の海で生活する動物と言われています。
鯨はその大きさ故に、陸上では生活が難しいとされています。
というのも、もともと海で生活するべく体のつくりができているため、いくら肺呼吸ができる能力を持っていても、体の重さがその内臓を支える際の圧力に負けてしまうためです。
海の中は重力ではなく、浮力によって体の重さが直接のしかかってくることはありませんが、陸に打ち上げられてしまうと自分で体を支えることができないということです。
まとめ
鯨以外でも、こんなにもたくさん私たちと同じ肺呼吸にも関わらず海にいたり、川に生息している動物がいることはご存知でしたでしょうか。
実は水面だけではなく、空中でも生息する哺乳類もいるんです。
動物の生態系はとても未知なところがたくさんです。
一度ご自身で調べて見られるのも楽しいでしょう。