マッコウクジラは北極から南極まで世界規模で分布しています。
日本国内では小笠原諸島近海にメスと子供の群れが定住していて、知床半島近海ではオスが群れを成しています。
生涯のほとんどの時間を深海で生活しており、深さ2000mまで潜り集団で狩りをしているようです。
食生活はヤリイカやダイオウイカのイカ類がメインで、大型の深海魚も食べるようです。
年間で食べる量は9000万tから2億2800万tとも言われいますから、桁違いの量ですね!
マッコウクジラには一応歯がありますが、ほとんど丸呑みするので歯は必要ないとされています。
さて、ここではマッコウクジラを骨格から復元させた予想についてご紹介しましょう。
マッコウクジラを骨格から復元させた予想とは何!?
恐竜や生き物など現在存在しないものを骨格から肉付けして復元して、生存時の形態を予想するものです。
これを趣味としている方もいらっしゃいます。
恐竜ティラノサウルスで思い浮かぶのはものすごくどう猛な生きものという感じに描かれているものが一般的でしたが、技術が進歩するにつれて、実は全く違うものだったと予想されています。
骨格から生物の姿を見て予想するのは非常に難しいのです。
マッコウクジラは他のクジラと比べると特徴的のある体型をしています。
骨格をマッコウクジラと他のクジラを比較してみると、ほぼ同じ作りです。
しかし、マッコウクジラは頭部が大きく、オスは体長の3分の1を占めています。
脳の部分が大きく、脳油と呼ばれるものが入っているのです。
その部分には骨がありませんから、骨格だけを見ただけでは、その姿を復元して予想することは非常に難しいでしょう。
まとめ
このようにマッコウクジラの骨格から復元させた予想は、他のクジラと比べると非常に難しいことがお分かり頂けたと思います。
骨格を見ると、普通の魚をイメージしてしまうような作りですからね。
未来の人々はどのように想像するのでしょうか?