マッコウクジラが深海で暮らせるのは、エコーロケーションを使えることの他に、1時間以上呼吸をしないでいられることが理由として挙げられます。
マッコウクジラの筋肉には大量の酸素を蓄える事が出来る機能があり、肺を空っぽにして潜ることで水圧の影響を受けずに済みます。
マッコウクジラは長年の時間をかけて進化してきたことで、ハクジラ類の中で群を抜いた潜水能力を得たのです。
さて、マッコウクジラはイカ類を主食とします。
大きなダイオウイカを食べることがあるのでしょうか?
ご紹介しましょう。
🐳巨大なオスのマッコウクジラいろいろ。
このオスは20メートル近くあって、若いシロナガスクジラに匹敵する大きさでした。。
頭部にはダイオウイカと戦ったと時につけられたような傷が無数にあって、素晴らしい風格を放っていました↓
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— 🐳Taichi Maruyama/丸山太一🐋 (@tajin09) 2018年5月11日
マッコウクジラはダイオウイカを食べるの!?
マッコウクジラは深海で暮らし、イカ類を主食とします。
同じく深海に住むダイオウイカもマッコウクジラにとっては餌になるのです。
マッコウクジラには大きい歯がありますが、エサは基本的に丸呑みします。
体にはダイオウイカとの格闘によるものなのか傷があり、胃の中にもダイオウイカの物と見られる吸盤も確認されています。
体の大きさはさほど変わらない両者ですが、大きい個体のダイオウイカも食べるのでしょうか?
マッコウクジラはどれくらいの大きさのダイオウイカを食べれるの?
マッコウクジラはダイオウイカばかり食べているのではなく、他の小さなイカを主に食べています。
ダイオウイカは触腕を含めるとマッコウクジラの大きさ程度にはなります。
しかし、マッコウクジラは超音波を出して気絶させてから食べるとも言われていますから、ダイオウイカの大きさについてはあまり関係ないようです。
深海ということもあり、未だ謎の部分も多いようです。
まとめ
このようにマッコウクジラはダイオウイカを食べますが、普段は小型のイカを主に食べます。
ダイオウイカは大きいですが、マッコウクジラは超音波を出して気絶させてダイオウイカを捕獲しているとも言われています。
大きさは関係ないと思われますが、まだ謎のも多いのです。