ほぼ深海で暮らしているマッコウクジラにはエコーロケーションといわれる超音波を出すことで、光の届かない深海を回遊することができます。
音波を出してエサや障害物から反射された音を拾います。
音波は仲間とのコミュニケーションや、主食のイカ類への攻撃にも利用されているとも言われています。
マッコウクジラの大きな頭部に超音波を出す器官があるようです。
マッコウクジラは深海に暮らすといっても、メスや子供は浅い所にいることがあります。
捕鯨船にももちろん狙われます。
では、マッコウクジラは人間を襲ったり食べたりすることがあるのでしょうか?
ご紹介していきましょう。
マッコウクジラは人間を襲うの!?
マッコウクジラは非常に体も大きいのですが、食生活はヤリイカやダイオウイカのイカ類や深海魚を食べており、その量は年間何千万tとも言われているほどの大食漢です。
口も大きく、歯の重さは一個で1㎏もあります。
仲間意識の強いマッコウクジラは、メスや子供が襲われていると助けにくることがあります。
捕鯨船にも向かってきます。
帆船で捕鯨をしていた頃には船を沈没させたという記録もあるようです。
しかし、人を襲うということは無いようです。
マッコウクジラは人間を食べるの?
人間を襲うことはないようですが、食べることはあるのでしょうか?
先ほど申したようにイカ類や深海魚を食べていますが、その大きな歯を使うことはあまりありません。
吸い込むように飲み込んでいるようです。
人間を襲うことはありませんから、人間を食べることはないようですね。
シャチのようにどう猛な生き物ではありません。
まとめ
このようにマッコウクジラは人間を襲ったり、食べたりすることはないということです。
非常に大きい体ですから食べてしまいそうにも見えます。
現在は捕鯨も禁止されていて捕鯨船も昔ほどいませんから、そこまで警戒心もないのかもしれませんね。
しかし、マッコウクジラにとって人間は天敵であることは変わりません。