クジラは大きいイメージがありますが、種類によって大きさは様々なようですね。
一番小さいクジラと一番大きいクジラはどれくらいの大きさなのでしょうか?
実際のクジラの大きさが分かるように、いろいろな物と比較してみましょう。
シロナガスクジラは、これまで地球に存在した最大の動物です。どの恐竜よりも大きいです。 pic.twitter.com/XLDFI79zW4
— 地球の様相 (@tikyu_yoso) 2017年12月5日
クジラの大きさ
クジラには色々と種類があり、種類によって大きさは違います。
一番大きいクジラの種類はシロナガスクジラになります。
シロナガスクジラの大きさは、個体によってかなり差がありますが、体長が20~34m、体重が80~190トンとものすごく大きいです。
この最大の大きさ、34mのシロナガスクジラは、現存する動物の中で一番大きいと言われ、さらに過去に存在した動物の中でも一番大きいと言われているそうです。
恐竜よりも大きな生き物が現在も存在しているのかと思うととても不思議です。
そんな大きなクジラの種類もいますが、小さいものもいます。
クジラと名前の付く動物で一番小さいものは、オガワコマッコウと呼ばれるクジラで、体長は2.1~2.7m、体重は135~275kgと中型のイルカよりも小さいサイズになります。
イルカも含めると
イルカも同じクジラの仲間です。
イルカも含めて一番小さなサイズのものを探すと、スナメリ、コガシラネズミイルカ、セッパリイルカなどになるようです。
どれも大きさが150cm前後とシロナガスクジラに比べるとかなり小さなサイズになります。
同じクジラの仲間なのにここまでサイズが違うのにはびっくりですよね。
クジラを身近なものと比較してみると
一番大きなクジラが34メートルだよ、といわれても、いまいちピンときませんよね。
170cmの人が20人分くらい、といわれてもまだピンときません。
奈良の大仏が14mほどなので、奈良の大仏の2.5倍くらい、だそうです。
私には奈良の大仏の大きさ自体ピンときません。
11階建てのビルがちょうど同じくらいだそうです。
これでかなりでかい、ということは分かります。
その他マッコウクジラやザトウクジラ、セミクジラが有名かと思いますが、どれも体長が19~20メートルほどだそうです。
こちらはJRなどの電車の1車両が20mとのことなので、個人的にはとてもピンときました。
今度電車に乗ったら、クジラと同じ大きさのものに乗ってるんだな、と思ってしまいそうです。
クジラはなぜこんなに大きくなったのか?
小さいサイズのクジラもいますが、20mを超えるような大きなクジラは、どうしてここまで大きくなったのでしょうか?
これはクジラの餌となるオキアミや動物プランクトンが、環境の変化で局地的に大量発生するようになったことが原因のようです。
餌が食べ放題な状態になり身体が大きくなった。
さらに、その大量発生ポイントを探して長距離移動をするようになり、身体の大きな個体の方が有利なため、大きくなっていったようです。
また、陸上ではなく水中で進化したのもポイントで、重力の影響をあまり受けず、大きくなっても身体に負担がかからないのでここまで大きくなれたようです。
まとめ
クジラの一番大きなものは隊長が34メートルととても大きく、11階建てのビルと同じような大きさになるそうです。
一番小さなイルカ、スナメリなどは体長が1.5mほどなので、スナメリの22.6倍になりますね。
同じクジラの仲間なのにここまで大きさが違うなんてとても不思議な気がします。