地球上最大の動物シロナガスクジラ。「名は体を表す」といいますが、日本語と英語ではシロナガスクジラを表す書き方が異なります。

日本語では、体長の長さと水面に浮かび上がるとき白く見えることから、「白長須鯨・シロナガスクジラ」と表していますが、英語では「blue whale・ブルーホエール」と青を基調に名前を書きます

英語で書くシロナガスクジラには、どのような意味があるのでしょうか。

また、日本語とは違う英語の発音とはどのようなものでしょうか。

シロナガスクジラ 動物 英語 発音

最大の動物・シロナガスクジラの英語の書き方

シロナガスクジラを英語で書くと、「blue whale」青いクジラです。

この書き方は、シロナガスクジラの白っぽい体が、海面では青く見えることからきています

そのため、「ビックブルー」と呼ばれることも。

最大の動物であるシロナガスクジラのことを英語で紹介する場合には、「The blue whale is known as the largest mammal in the world.・シロナガスクジラは世界一大きな哺乳類として知られています。」が一つの例です。

シロナガスクジラを表すblue whale、誤訳されることも多く、シロナガスクジラと翻訳すべき個所を「青いクジラ」と訳されている文章が、科学雑誌や絵本などにあるそうです。

クジラを表す英語のwhaleには、すごく大きい・とても楽しいという、くだけた表現にも使われ、「have a whale of a time・大いに楽しむ」や「There is a whale of a difference between the two.・この二つには、すごく大きな違いがある」などの表現に使われます

sulphur bottom」シロナガスクジラを表す英語の別称です。

「硫黄食の腹」という意味で、シロナガスクジラの腹に付着した珪藻(けいそう・藻類の仲間)が、黄色に見えることから付けられています。

スポンサードリンク

日本とは異なるシロナガスクジラの英語の発音

日本では、クジラのことをホエールと発音することが比較的多いですが、英語の発音では、ホの音を明確に発音しません。

これは、whaleの発音記号は[(h)weil]ですので、hは無声音となり音声として発する音ではないためです。

息を吹きだす程度のホが日本の発音で聞かれるのは、日本語が有声音で構成されているためです。

子音と母音の組み合わせによる発音のため、英語では聞こえないホを音として、発することになります。

まとめ

ここまで、最大の動物シロナガスクジラの英語の書き方や発音についてみてきました。

日本語とは異なる視点での名前の書き方、同じ書き方でもクジラとは別の使い方など興味深いものです。

また、日本語の発音とは違う英語の発音の理由もお伝えしました。

英語の発音を意識することで、より会話がスムーズなると言えるでしょう。

スポンサードリンク